2016年10月3日月曜日

うさぎの饗宴〜思ったこと

ここ数年、中国からの企業誘致活動が低調であったが、本日は仏山市からの招待を受け、企業誘致の会合に参加した。
そこで、思い出したのが20年前の1995年当時の中国のモノづくりの実力。
機械工業において当時の中国は40〜50年位日本に遅れていた。
1995年頃から日本に学びたいという機運が強くなり、我々の同僚が定年退職を迎えるや、中国の各企業から先生として招かれ、僅かな報酬で日本の技術が猛スピードで中国に流出していくことになった。
というのは、定年を迎えた日本の技術者は若い時に、切削、鋳造、溶接、巻線などの技能の基本を実習した上で、設計をやり、歳は取ったが、パソコンなども使え、品質管理などでも鍛えられているから、中国青年を基本から高度なところまで実技と理論の両面から指導出来る。
生徒の中国青年の方も、眼を輝かせながら、先生、先生と慕う。
教える方としても、生徒の熱心さが嬉しく、全身全霊で、すべてを教え尽くす。
こうして、その後もの凄いスピードで中国は日本の技術にキャッチアップしてきたのだ。
今や、仏山市の技術も日本と肩を並べるようになったものもある。
これからは同市と日本の企業がロボットなどのハイテク面で協力する体制が出来よう。
ここ数年、日中間にギクシャクも見られたが、こうして良い関係の再構築がなされていこう。
でも、最近の中国を診ていると、やはり
一番心配なことは統計を大切にしないこ
とではないだろうか。
やはり、基礎ができてないと砂上の楼閣になるだろうから。